
- 上位表示できるキーワード分析をしたい
- 競合に勝つにはどうしたらいいのか
このような悩みに答えることができるツールを紹介します!
あらかじめ決めたキーワードで狙うとき、1つ1つ記事を分析することも大事ですが、時間がかかりますよね。
今回紹介するツールを使えば、まとめて競合のキーワードを分析することができます。
競合分析の1つのツールとして、知っておいて損はないです。
- ラッコツールズの使い方
- 見出しから競合分析をする方法
- 勝てる記事と勝てない記事の見分け方
ラッコツールズ「見出し抽出」の使い方
ラッコツールズでは、様々な分析ツールを提供しています。
まず、「 https://rakko.tools/ 」こちらにアクセスし、「見出し(hタグ)抽出」をクリックします。
そうするとこのような画面になります。

左上の「h1、h2、h3」というのは見出しタグの名前です。
WordPressのブログなど通常では、
- h1 → 記事タイトル
- h2 → 大見出し
- h3 → 中見出し
- h4 → 小見出し
このようになっています。
では実際にキーワードを検索してみます。
例えば、「VOD おすすめ」で検索してみます。

するとこんな感じで、検索順位10位までの文字数を可視化してくれます。
それ以外の記事を検索する場合は、URLを入れて分析することもできます。
また開いてみると、見出しを可視化してくれます。

これを見ることで、上位表示されてる記事にどれだけの文字数で、いくつのキーワードが入っているのか簡単に分析することができるのです。
エクセルに抽出も可能

こんな感じで、エクセルへの書き出しも可能です。
複数のキーワード整理をする際に役に立ちます。
見出しから競合分析をする方法
ではこの見出しを見て、競合を分析するにはどうしたらいいのかを解説します。
具体的には、以下のステップで見ていきます。
- 記事の流れをつかむ
- 自分の記事と比較してみる
- オリジナルで記事を書く・リライトする
このような流れです。ひとつづつ見ていきます。
記事の流れをつかむ
まずは先ほどの「ラッコツールズ」を使って、見出しを可視化します。
ここで見るものは、記事の流れです。
例えば、「大学生 副業」で記事を可視化すると最初の方に、「アルバイトとの違い」や「大学生が副業をすべき理由」などが書かれていることが分かります。

この場合は、まず「アルバイトをおすすめしない理由」や「大学生に副業を勧める理由」を書いて、実際にその手順や方法を書いていくのが一般的なようです。
自分の記事と比較してみる
見出しの分析は、リライトをする際にも有効です。
実際に見出しを見て自分の記事と比べたときに、圧倒的に足りないキーワードが見つかると思います。
そういったキーワードをメモしておき、一旦保留しておきます。
また、先ほど書いた「記事の流れ」も比較します。
上位表示されている記事が、
- 大学生に副業を勧める理由
- アルバイトとの違い
- 大学生が副業する方法
- おすすめの副業を紹介
という順番で書かれていたとします。これでもし、自分の記事を見たときに、
- おすすめの副業を紹介
- アルバイトとの違い
- 大学生に副業を勧める理由
- 大学生が副業する方法
こんな感じになっていたら、そもそもの記事の流れが違う可能性があるので、修正が必要です。
オリジナルで記事を書く・リライトする
見出しを見て足りないキーワードをメモしたら、そこにオリジナル性をつけていきます。

パクリはダメですからね!
オリジナル性を付けるには、
- 自分の権威性を付ける
- 体験談をいれる
- レビューをいれる
などですね。
おさらいすると、「記事の流れ・足りないキーワード分析・オリジナル性を入れる」こんな感じで分析をしていくと良さそうです。
文字数は関係ある?
確かに長文SEOは上位表示されやすいと言われます。

しかし、このようにキーワードをしっかりとらえて上手くまとめられていれば、文字数が必ず関係している訳ではないことが分かります。
このラッコツールを使って文字数を確認して、数が異なる記事を詳しく比較するのもいいですね。
勝てる記事と勝てない記事の見分け方
勝てる記事については、検索したときに競合が少なく、上位表示される記事が無料ブログばかりである場合に勝てる確率は高いです。
それを調べるのにも、ラッコツールズは役に立ちます。
そのときの手順としては、このようにします。
- 競合の少ないキーワードを見つける
- ラッコツールズで検索する
- 見出しを分析する
このような感じです。一つずつ解説していきます。
競合の少ないキーワードを見つける
まずは競合の少ないキーワードを見つけます。
このときに使うのは、「intitleとallintitle」というコマンドです。
グーグルで検索するときに『intitle:〇〇』という感じで検索します。
それぞれの意味は、
intitle | キーワードを含むもの |
allintitle | キーワードをすべて含むもの |
このような違いで表示してくれます。
コマンドを使ったときに「検索件数」が表示されると思うのですが、ここでintitleが大きくて、allintitleが小さいものを探します。
なぜそうするのかというと、需要が大きいのに対して、そのキーワードを含む記事が少ないからです。
こういったワードを探してみます。
ラッコツールズで検索する・見出しを分析する
次に見つけたキーワードを「ラッコツールズ」で検索してみます。
そこで、「見出し・文字数」を見てみます。
特に見出しを見たときに、上位表示されているものがh1見出しを多く使っていたらチャンスです。

実はこのように、ライブドアやはてななどの無料ブログは、
見出し1 | h1 |
見出し2 | h2 |
見出し3 | h3 |
見出し4 | h4 |
というようになっていて、WordPressとは異なります。
Googleにとってh1見出しを大量に使うことは、あまり評価が良くないようなので、そういったブログにSEOで勝つことが可能なのです。
なので、無料ブログが上位に並んでいたら勝てる可能性があると言えます。
まとめ 見出しを可視化して分析できます

このツールを使えば、見出しを簡単に分析することができます。
実際に僕も検索順位10位以内の記事がありますが、それ以外の記事はあまり読まれないので、検索順位を考えることもPVを上げるために重要だと言えます。
新しい記事を書く際やリライトの際にも有効なツールだと思うので、ぜひ活用してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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